~~~ 青空への航海 ~~~
当サイトは 『燕三条LSA共同開発プロジェクト』 の支援サイトです。
LSA飛行機の開発段階を追って報告していきます。
【新潟】新潟県燕三条地域で、地元の金属加工技術を生かした
レジャー用小型航空機
「**LSA(ライト・スポーツ・エアクラフト)」を開発しています。
燕三条地場産業振興センター(新潟県三条市)の「航空機産業参入研究会」の
分科会として「燕三条LSA共同開発プロジェクト」が2012年春に立上がり
1/3スケールラジコン実験機まで製作。 その後はATRヤマトが主導し、
試作1号機の設計と試作、強度試験、設計変更などを進める。
現在、試作2号機(2次試作機)の試作に向けて準備中。
プロジェクトには、8年前から単独でLSAの研究開発を進めてきたATRヤマト(燕市)を中心に、首都圏や燕三条地域の多くの企業様の協力で、ゆっくりですが進めています。
**LSAは05年に米国で制定された小型航空機の新しいカテゴリー。最大定員
2人、最大離陸重量600キログラム以下などの規定があります。個人向けと して、北米を中心に市場の拡大が見込まれます。
皆さんからのよくある疑問にお答えしました。
Q. 『「 LSA 」って、そもそも何ですか ?? 』
A. LSAは、アメリカで法制化され世界20カ国以上で批准されている、最大定員2人、最大離陸重量600キログラム以下等の制限がある超小型自家用飛行機の事です。 いくつかの制限がある代わりに、免許制度や保守管理手順が緩和されており、航空文化の裾野拡大に貢献している飛行機です。
Q.『開発しているLSA機体のサイズ はどのくらいですか?』
A.全長= 約 6メートル、翼幅=約 8.3メートル、高さ=約 2,4メートルの機体です。
Q.『開発しているLSA機体の燃費はどのくらいですか?』
A.約 15Km/L(ガソリン)です。
Q.『開発しているLSA機体の速度はどのくらいですか?』
A.巡航スピード130Km/hr、最大スピード145Km/hrです。
Q.『機体の販売価格はいくらですか?』
A.$80,000以下を目標に開発中です。
Q. 『何故、作っている機体は北米向けなのですか?』
A. LSAは米国の航空機カテゴリーであり、北米は世界最大の小型航空機市場で、大きな需要が望めるためです。 また北米以外にも、東南アジアやオセアニアにも積極的に展開したいと考えています。
Q.『日本国内で 購入は出来ますか?』
A. 現在はできません。 発売開始後は、『自作キットプレーン』として部品の状態での販売が出来るように検討中です。
Q.『日本国内で 飛行することは出来ますか?』
A.現在は、日本国内の航空法上、試験飛行のみ認められています。
Q.『 購入後のメンテナンスはいくらかかりますか?』
A.米国の場合、定期点検と定期検査が必要で、状況にもよりますが概ね1年間で15~20万円(部品代は除く)くらいです。
Q.『LSAを乗るために、必要な資格って何ですか?』
A. 米国のスポーツ・パイロットのライセンス制度があります。国によって多少、制度に違いがあります。
Q. 『㈱ ATRヤマト はLSA (小型航空機) 製造の他に、どの様な事業を行っているのですか ?』
A. ATRヤマトでは、新潟県燕三条の工業地帯を中心に様々な工業製品製造、企画、開発を行っています。伝統的な技術の残る燕三条の職人たちと協力し、よりよい製品作りを目指し、ものづくりに取り組んでいます。
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